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機関誌 こころ

教えて! こころちゃん!!

<第10回> ろうきんって何?

 突然ですが、皆さん“ろうきん”って何かご存知ですか?

組合から『“ろうきん”の口座を開設してね』とか一時金の予約をお願いしますって言われてなんとなく銀行っていうことは知っているけど、よくわからない銀行にお金を預けるのは嫌だなぁって感じでしょうか?

 実は私もミツトヨに入るまで“ろうきん”って知らなかったんですが、我々、働く人のための銀行が“ろうきん”なんです。
今回は、皆さんに“ろうきん”とはどんな銀行なのかをご紹介させていただきたいと思います! 


☆まずは、銀行を知ろう!
 皆さん、銀行はご存じですよね。皆さんが働いて稼いだお金や一生懸命貯めたお金を現金で持っておくのは不安なので、安心できる銀行に預けますよね。一方で、家など大きな買い物をする際にはお金が足りないので、銀行からお金を借りると思います。
皆さんから預かった『預金』を必要な人に貸し出す『融資』が銀行の役割です。そして、借りたお金は『利息』をつけて銀行にします。
これが、銀行の『収益(稼ぎ)』になります。
実は“ろうきん”も普通の銀行と同じ『預金』と『貸し出し(融資)』を行っています。でも、大きく異なるのがその成り立ちなんです。

“ろうきん”は働く人がつくった働く人のための金融機関
  戦後の日本は混乱しており、インフレ(物価上昇)や急速に進む合理化の中で、労働者は大変な生活苦に陥っていました。
当時の銀行は、企業のための金融機関であり、労働者にお金を貸すことはありませんでした。
そのため、生活に困った労働者は、高利貸しや質屋に頼るしか方法がなく、利息の負担や過酷な取り立てに苦しんでいたのです。
 このような食糧・住宅難などの戦後の深刻な社会背景のなかで、自らの手で生活を守る必要性を感じた人たちが立ち上がり、1950年に岡山県の岡山生協や兵庫県の労働組合の呼びかけから『労働者のための銀行』として『労働金庫(ろうきん)』が設立されたのです。
それからわずか5年間の間に46都道府県に“ろうきん”が設立され、働く人々の生活を支えてきたのです。

“ろうきん”を利用して、多くの仲間を支え合おう!

 “ろうきん”は労働組合や生協の皆がお互いを助け合うために資金を出し合い設立した金融機関ですから、利益は、働く人たちが利用しやすい商品やサービスとして還元しています。
一方、一般の銀行は株主が資金を出しあっているために株主の意見を聞いて運営してされています。
そこで生まれた利益は利用者ではなく株主に還元そこが“ろうきん”と一般の銀行とで大きく異なる点なのです。
また、“ろうきん”は企業には融資をしません、働く人“個人”にしかしないのも銀行とは違います。

 一般の銀行の株主にあたる部分が、“ろうきん”では労働組合やそこで働く労働者の皆さんです。
組合で『“ろうきん”の口座を開設してね』とか『一時金の予約をお願いします』 って言うのは、皆さんが働いて稼いだお金を“ろうきん”へ預けていただき、お金を必要としている働いている仲間へ貸出をして、お互いを支え合うためなんです。
私たち自身で“ろうきん”をたくさん利用して成長させていかなければいけないんですね。

 “ろうきん”にはお得なローンが各種用意されております。
お金にまつわるご相談は、執行委員、職場委員、お近くの“ろうきん”へお気軽にご相談ください


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